お風呂上り、ドライヤーで髪を乾かすのは毎日の日課ですよね。しかしドライヤーで髪を乾かした時に、洗面台に落ちている抜け毛がひどくて心配になることありませんか?もしかしてもう薄毛が始まっている・・・?と、怖くなりますよね。放っておいたら取り返しのつかないことになるかもしれません。
毎日これだけ髪が抜けていたら、将来薄毛になってしまうの…?
心配ですよね。放置していれば薄毛になる可能性もあります。でもちゃんと原因と対処法を知っていれば、防ぐことができますよ。
この記事では、抜け毛がひどくなる原因と対処法について、紹介しています。
【原因】ドライヤー中の抜け毛がひどい…なぜこんなに抜けるの?

人は、平均で毎日50本から100本、髪が抜けると言われています。また、毛には周期があり、成長期、退行期、休止期を繰り返しています。休止期を迎えると毛は自然に抜ける仕組みになっているので、毛が抜けること自体はいたって普通のことなのです。
しかし、だからといって薄毛になる可能性は0とは言い切れません。普通に生活していても、自分の気付かないうちに抜け毛がひどくなる原因を作り出しているかもしれないのです。
髪は抜ける主な原因は、以下の3つです。
・生活習慣の乱れ
・シャンプーがあっていない
・紫外線の影響
生活習慣の乱れ
髪の成長は女性ホルモンに影響されます。生活習慣が乱れると、男性ホルモンが活発化し髪を生やす働きが弱くなってしまいます。また、毛の成長期の期間を短くしてしまい、抜け毛になるまでの時間が短くなります。
そして、薄毛や抜け毛はジヒドロテストテストロテンという男性ホルモンが関係しています。ヒトの頭頂部や後頭部には、5aリダクターゼという酵素が存在し、男性ホルモンをジヒドロテストステロンという薄毛の原因であるホルモンに変換させる作用があります。
不規則な生活リズムでホルモンバランスが崩れてしまうと、髪だけでなく体の健康にも悪影響ですので、注意しましょう。
抜け毛は男性ホルモンに影響している
男性ホルモンは生活リズムの乱れによって発生する
シャンプーがあっていない
普段使っているシャンプーは自分の頭皮にあっていますか?痒みやヒリヒリ感がでたりすることはありませんか?シャンプーに含まれる成分があっていなかったり、アレルギーだったりすることがあります。
毛根が弱り抜け毛が増え、薄毛が進行しやすくなるので、改めて自分が今使っているシャンプーを見直してみてはいかがでしょう?
紫外線の影響
髪は紫外線に弱く、毛根がダメージを受け、髪が抜けやすくなるだけでなく、髪そのものが傷んでしまいます。紫外線に当たることですぐに影響が出ることはありませんが、頭皮や毛根へのダメージが蓄積されるので、将来抜け毛や薄毛に悩まされるリスクが高くなります。
紫外線と聞くと肌への影響をイメージされがちですが、髪にとっても天敵なのです。
【対処法】抜け毛を改善するには?

落ちている抜け毛を見て不安な気持ちになるのもう避けたいですよね。抜け毛、薄毛の進行を止めるには、適切な対処法を知っておくことが大切です。これから紹介する3つの方法は、どれも今日から始められる簡単なものなので、ぜひ実践してみてください!
・大豆を食べる
・頭皮マッサージ
・十分な睡眠をとる
大豆を食べる
髪の成長は女性ホルモンが関係していると、先ほど紹介しました。大豆に含まれるイソフラボンは、女性ホルモンとよく似た働きをし、5aリダクターゼを減らす役割も持つので、髪の成長に大きく貢献します。
大豆はタンパク質、髪と同じ成分が多く含まれています。たんぱく質を積極的に摂取することで、抜けにくい髪を作ることができるのです。
大豆の1日の摂取量として、
厚生労働省が推進している21世紀における国民健康づくり運動(健康日本21)において、大豆を含む豆類は、牛乳・乳製品などとともにカルシウムに富む食品として紹介されており、1日100g摂取することが目標となっています。
引用元:農林水産省
と記載されています。積極的に大豆を摂るよう、意識してみてください。
頭皮マッサージ
毛根、髪の強さには、血行も関係しています。血行が良くないと髪に栄養分が渡りにくくなり、髪が弱ってしまい抜け毛につながります。また、頭皮の埃や毛穴のつまりも改善され、髪にとって良い環境を作り出すという効果もあります。
頬のたるみや肩こりの改善にも効くので、やって損は絶対ありませんよ!
十分な睡眠をとる
生活習慣が乱れ、ホルモンバランスが崩れることは髪にとっても体にとっても悪影響しかありません。生活リズムを整えるうえで特に大事なことは睡眠です。髪の成長にかかわる”成長ホルモン”は、深い睡眠(ノンレム睡眠)に落ちている状態に分泌されます。睡眠時間が短いと、十分な成長ホルモンが分泌されず、どんどん髪が弱り、抜け毛が多くなります。
毎日最低でも6時間は睡眠時間を確保するよう、意識してみてください。